美容師国家試験の通信は合格率が低い理由

専門学校

美容室などの美容所で働きながら美容師の免許を目指す方もいると思います。
まつエクなどするのにも美容師免許が必要になります。

この国家試験ですが、通信制はやはり勉強をする時間が限られていますので合格率はかなり低いです。
通常の全日制が受ける試験の時期では89%程ですが通信制が受ける時期の合格率は56%程度になります。

一度受けた方が落ちて2回目の受験をすることもありますが、全日制にかよっているのであれば、学校側はサポートをしてくれるのがほとんどでしょう。1度落ちていた方が受けて合格している可能性が高いと見られます。
中にはメイクコースがメインで、通信で美容師免許を受ける学生(学校のコース)もありますので、その方たちも受かる可能性が高いと見られます。

純粋に通信だけで勉強している方で判断するのであれば、もっと低い合格率ではないのでしょうか?
ただ試験の内容は国家試験はあくまで通過点に過ぎず、難関の試験では有りません。
自分でスケジュール管理をすればとれる内容と思われます。

仕事が忙しくて練習が出来ない
学科の勉強をする時間を作っていない
社会人なので周りの付き合いなどでさぼっていた

など合格出来るのにやっていなかた、やれなかった方が多いのではないでしょうか?

一度落ちるとまた次の試験まで待たなければなりません。
忙しくても将来のために美容師免許はとっておいたほう良いでしょう。仕事の幅が広がりますし、転職にも有利です。

■なるべく練習、勉強ができる環境づくりを!

通信制は全日制と違って、先生がしっかりと指導する時間が限られてきます。
一緒に勉強する同期は他店のライバルであったりするので、クラスメイトと一緒に勉強したりする時間も限られます。

通信制に入った場合は、なるべく同期の子と仲良くしお互いに練習しあったりする環境を自ら作らなければなりません。
もしくは働いている美容所の後輩や先輩にモデルになって練習をしてもらうようになります。

通信制で不安な人は自主学習がしっかりと出来るような環境が大切ですね。

実際の国家試験はウィッグを使用して行いますので、自宅でも練習用ウィッグがあれば十分に行えます。

通信教育課程で学校を選ぶポイント!
通信教育なので問題ないのですが、やはり立地は重要です。毎日学校に通うわけではないのですが職場の近く、自宅の近くが一番いいでしょう。または普段通勤する路線で近い駅がおすすめです。

大きな駅の近くなら、年に数回通うときでも便利です。